Contents
美味しい保存レシピ!秋の味覚【柿】コンフィチュールを作る方法
今回は、秋の味覚【柿】を美味しくアレンジした、コンフィチュールを作る方法をお伝えしていきます。
健康と美容に効果抜群で、栄養豊富な柿を使った、とっても美味しくて簡単な保存レシピです。
柿のアレンジ方法は想像以上に豊富
柿を簡単に美味しく保存する方法が知りたい。
いつも柿をそのまま食べるだけになってしまうから、他にも美味しい食べ方がないか知りたい。
柿を使った、おしゃれで美味しいアレンジ方法を教えて欲しい。
こんな疑問にお答えしていきます。
コンフィチュールって何?
柿を簡単に美味しく、大量消費ができ、様々なアレンジができちゃうコンフィチュール。
保存も冷蔵保存で2週間ほど可能なので、使いたい時にすぐに出せれて、とても便利です。
コンフィチュールをおしゃれに美味しく使いこなそう!
人気の秘密は、風味と鮮度生かして、従来のペースト状のジャムよりも幅広く活用できるところにあリます。
パンに塗ったり、ヨーグルトにのせることはもちろん、マフィンやスコーンとの相性も抜群です。
甘さ控えめのものが多いので、パンケーキのトッピングやパウンドケーキなどの焼き菓子にソースとして添えれば、
おしゃれに美味しく、おもてなしのシーンにも最適です。
またドリンク作りにも幅広く活用でき、紅茶やハーブティーなどのホットドリンクに入れるほか、
氷を入れてソーダ割りにしても果肉の彩りが美しく、さわやかな舌触りになります。
盛夏にはかき氷のシロップとしてもおすすめです。
さらにバルサミコ酢やオリーブオイルと合わせてフルーツドレッシングにしたり、
カレーの隠し味や肉料理の風味付けなど、調味料としても活用できますよ!
柿は栄養満点な万能フルーツ
『柿が赤くなれば医者が青くなる』と言われる程、柿は栄養価が高い果物です。
ビタミンC、リコピン(カロテン)、ミネラル、食物繊維、ポリフェノール、カリウムなど、
たくさんの栄養が詰まっています。
柿はレモンの次にビタミンC豊富な果物(ミカンの2倍)とも言われ、細菌に対する抵抗力をつけ、風邪予防に最適です。
中でも、多く含まれるビタミンCに関しては、柿1個分でほぼ1日分の必要量がまかなえます。
また柿の渋みの素になるタンニンは、血圧を下げる働きがあるほか、二日酔いにも効果があるといわれています。
柿が健康と美容に効果抜群な理由
柿に含まれる、ポリフェノール、ビタミンC、カリウム、植物繊維など、健康と美容に効果が高く、
私たちの身体に、とても良い効果をもたらしてくれます。
特に、女性に嬉しい効果が高いので、食生活に上手く取り入れると良いでしょう。
1ポリフェノールでアンチエイジング効果
ポリフェノールは、抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれてアンチエイジングに役立ちます。
ワインなどで有名なポリフェノールですが、柿にはぶどうの5倍も多く含まれているそうです。
2ビタミンCでツヤ肌美白効果
コラーゲンの生成を助けたり、美肌には欠かせない栄養素のビタミンC。
柿は甘い果物なので、本当にビタミンCが取れるの?と思いますが、
実はミカンの2倍以上のビタミンCが含まれているんです。
ビタミンCは、肌のハリやうるおい・そして美白にも効果があります。
また、免疫力を高めてくれるので風邪にもよいし、ストレスを緩和してくれる働きもあります。
3カリウムでむくみ防止効果
柿には、カリウムも含まれているため、水分の代謝や利尿作用があります。
むくみに効果があり、セルライトに悩む人にもおすすめです。
健康な美しい体を維持するには、睡眠や運動習慣、普段の食生活のバランスなどが必要不可欠です。
毎日の食事や、食後のデザート、おやつの時間に柿を取り入れて、身体の内側からも外側からも
"健康と美容"を手に入れましょう。
柿のコンフィチュールの作り方
柿の美味しいコンフィチュールを作ろう!
最近では、イチゴジャムやマーマレードだけではない、様々な種類のコンフィチュールを扱う専門店もあるほどです。
それだけ人気を集めているコンフィチュール。
健康と美容効果の高い柿を使って、料理のアレンジの幅を広げていきましょう!
レシピ
材料
- 柿 10個
- グラニュー糖 200g
- レモン汁(1個分)約25g
- 水飴 75g
- ホワイトラム酒 50g
作り方
- 柿の皮をむいて、種を取りのぞきながら、薄く、くし形に切る。
- 大きめの鍋にカットした柿を入れて、グラニュー糖200g、レモン汁(1個分)約25g、水飴75gを加える。
- よく混ぜ合わせる。
- 鍋に蓋をして、弱火にかける。
- グツグツしてきてから、1時間じっくり煮込む。
- 火を止めて、ホワイトラム酒50gを加える。
- 保存容器に、煮詰めた柿を移す。
- 冷蔵庫で冷やす。
Point!
手順のコツを抑えて、手際よく作っていきましょう!
柿のジュースを引き出す
④では、焦って火を強めないこと!弱火でじんわり柿のジュースを引き出すことで、
柿の形も煮崩れしにくくなり、より柔らかく美味しいコンフィチュールに出来上がります。
グラニュー糖と、柿の重量との関係
グラニュー糖の量は、柿の重量の20%程にします。
保存期間を長くしたい場合は、グラニュー糖の量は、柿の重量と同等にすると良いです。
保存容器(ジャム瓶)の煮沸・密閉方法
出来上がったコンフィチュールを密閉保存するには、瓶が熱いうち(50℃以上)に詰める必要があります。
瓶の煮沸と加熱を一度に行えるように、コンフィチュールが出来上がる直前に煮沸作業を行いましょう。
1瓶の煮沸消毒
- 瓶を中性洗剤で洗う。
- 大き目の鍋に瓶を入れ、水をいれて完全に瓶が浸かるようにする。
- 強火にかけ、沸騰したのち、更に5分以上加熱する。
- 菜箸やトングなどを使い、鍋から瓶を取り出す。
- 乾いた布巾の上に置き自然乾燥させる。
- 瓶の温度が50℃以下にならないうちに、コンフィチュールを詰めてゆく。
Point!
②は、瓶を熱湯に入れると温度差で割れるので、必ず水の状態から始めるようにしましょう。
④の熱湯が菜箸を伝うので、くれぐれも火傷に注意して下さい。
⑤は、食器拭きなどで拭くと雑菌が付くので、必ず自然乾燥させて下さい。
2蓋(キャップ)の煮沸消毒
- 鍋に80℃~90℃くらいのお湯を沸かす。
- 蓋を湯にくぐらせ、5秒したら取り出す。
- 乾いた布巾の上に置き、自然乾燥させる。
Point!
蓋は瓶と一緒に加熱しないで下さい。
蓋を長時間加熱すると錆やパッキンを傷める原因になるので、短時間の加熱でOKです。
パッキンが熱いうちに蓋をすると、密閉しやすくなる。
熱によりパッキンが柔らかくなり、瓶に喰い込みやすくなります。
コンフィチュールが出来上がる直前に、瓶の煮沸作業をする。
3密閉方法
- コンフィチュールの温度が90℃以上・瓶の温度が50℃以上あるうちに、コンフィチュールを瓶の9割まで詰める。
- コンフィチュールを詰めたら蓋を閉め、1分待つ。(内圧が上昇)※カチカチに閉めずぎ・緩め過ぎに注意!
- 一瞬だけ蓋を緩め『シュッ』と音がしたら、すぐに蓋を締め直す。(内圧を逃がす。)
- 瓶が冷めるにつれて内圧が下がり、密閉は完了!
- 更に煮沸消毒をする場合は、熱湯の中に④の瓶を入れ20分以上沸騰させる。
- 湯から取り出し、常温で冷ましたら完成です!
Point!
①は、瓶のくちスレスレまでコンフィチュールを入れると密閉できなくなるので気をつけましょう。
②は、必ず熱いうちに作業すること。冷めると密閉できなくなります。
内圧が上昇するので、チカチに閉めずぎ・緩め過ぎに注意しましょう。
『シュッ』と圧を逃がす時は、一気に蓋を開け過ぎないように注意して下さい。
冷たい空気が入ると失敗してしまいます。
⑤は、錆の原因になるので湯に蓋がつからないようにしましょう。
長期保存する場合は、⑤の煮沸消毒を必ず行ってください。
まとめ
今回は、「美味しい保存レシピ!秋の味覚【柿】コンフィチュールを作る方法」をお伝えしました。
いかがだったでしょうか?
生の柿も美味しいですが、火の通った食感もまた格別で、美味しさが溢れてきます!
とても風味が豊かで、柿の旨味を引き出してくれるコンフィチュール。
そのまま食べても、とっても美味しいですよ!
アレンジ次第で、色々なオリジナルの柿レシピが作れてしまうのが、とても魅力的ですね。
これから、今回作った柿のコンフィチュールを使って、美味しいオリジナルレシピを
ご紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていて下さい♪
ゆりパンマニアでは、「パン作り初心者さん」や、「簡単においしく、オシャレなパンを作りたい」パン好きな方や、
「パン作りで健康的な食生活を手に入れたい」方のために、自宅で作れる美味しいパンのレシピを投稿していきます!
基本のレシピと作り方を知っておけば、アレンジ次第で自分だけのオリジナルパンが作れるというのも
手作りパンの魅力です。
難しそうに思えるパン作りですが、作り方は簡単なので、是非参考にして頂けたら嬉しいです。
デザートメニューとして、ケーキ、焼き菓子などの洋菓子を、今までの知識と経験を全て活かしながら、
更に美味しいレシピをご紹介していきます!
パン作り、お菓子作りを通して、美しく、健康的な毎日を過ごしていけるように、応援していきます!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!