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簡単可愛い!魅力的な多肉植物の小さな寄せ植えを作る方法
今回は前回の記事に引き続き、実際に多肉植物植物の小さな寄せ植えを作る方法をお伝えしていきます。
小さな寄せ植えを作ってみたいけど、何から揃えて良いのか分からない。
どんな種類が小さな寄せ植えに向いてるの?
植え方に注意しなくちゃいけないことってあるの?
寄せ植えした後の、管理の仕方や育て方がよく分からないから教えて欲しい。
こんな疑問を解説していきます。
わたしは数々の多肉植物の寄せ植えを作り、育てた経験があります。
ブリキ缶、素焼きの鉢、アレンジリース、食器、様々な器になる物を使い、
お店や自宅のインテリアとして飾ってきました。その経験から、多肉植物の寄せ植えを作り、
多肉植物を元気に育てて、上手く生活に取り入れていく方法を詳しくお伝えします。
1.準備するもの
2.器の選び方
3.多肉植物の選び方
4.小さな寄せ植えを完成させる
5.置き場所
6.育て方
それでは、さっそく寄せ植え作りの方法を見ていきましょう。
1準備するもの
基本形の作り方を順を追って説明しますね。
- ピンセット
- 筆
- 鉢底ネット
- スプーン
- ハサミ
- 多肉植物専用の土(固まる土)
- トレー又は、土を混ぜる器
- バケツ
- 新聞紙
- つき棒
次に、寄せ植えに使いたい器と多肉植物を準備します。
2器の選び方
今回は、陶器鉢使います。
器になるものは、沢山あります。
ブリキ缶、素焼き鉢、陶器鉢、食器、テラリウム、流木など、種類は豊富なので、気に入った器で結構です。
Point
鉢底に穴が開いているほうが根腐れしにくいので、まず初めは園芸店や花屋さんや、
ホームセンターで売られている鉢を使うと良いでしょう。
3多肉植物の選び方
今回は5種類の多肉植物を選びました。
それぞれの性質を理解して、同じ仲間同士を組み合わせて3つの鉢に植え込んでいきます。
【1つ目の鉢】
紫の上 Conophytum コノフィツム属
冬型 難易度★★★★★
銀河 Conophytum コノフィツム属
冬型 難易度★★★★★
【2つ目の鉢】
群月花 Sedeveria セデベリア属
夏型 難易度★☆☆☆☆
青鎖竜 Crassula クラッスラ属
夏型 難易度★☆☆☆☆
【3つめの鉢】
笹舟玉 Stomatiumduthieae ストマチウム属
春秋型 難易度★☆☆☆☆
花月夜 Echeveria エケベリア属
春秋型 難易度★★☆☆☆
Point
多肉植物を上手く育てるためには、同じ鉢の中に性質が似たもの組み合わせることが大切です。
特に、冬型種の多肉植物と、夏型種の多肉植物を一緒の鉢に植えてしまうと、
上手く育ちませんので注意して、選びましょう。
4小さな寄せ植えを完成させる
- 八底ネットを鉢底の穴より大きくカットして入れます。
- 多肉植物用の土に大して、4割の水を入れます。
- スプーンで粘り気が出るまで混ぜ合わせます。
- 混ぜた土を鉢の8~9分目まで入れて平らにします。
- 植物のバランスをイメージしながら、ピンセット使い、植え込んでいきます。
- 鉢の端を全体につき棒でさしながら、土が全体に埋まっているか確認します。隙間が空いた状態だと土が沈むので足してあげましょう。
- 筆を使って多肉植物、鉢に付いた土を落としてあげます。
- 土が固まるまで、乾かします。
- 鉢が頭まで入るくらいの深さのバケツに水をたっぷり入れて、鉢ごと付け水を浸透させます。
- ゆっくり取り出し、水気を取ってあげたら完成です。
5置き場所
置きたい場所でも構いませんが、部屋の角に当たる部分は避けましょう。
多肉植物に限らず、観葉植物全般、空気の循環が悪い所は好みません。
空気が通いやすい環境に置いてあげる事が大切です。
外の空気に当ててあげるために、ベランダなども最適です。
6育て方
今回購入した多肉植物を夏型種、冬型種、春秋種に分けて、寄せ植えしました。
それぞれの性質から、上手く育てる方法を説明していきます。
夏型種
【性質】
春から夏、秋に生育し、冬に休眠するグループです。熱帯性の多肉植物が多く含まれています。
サボテンの仲間や、セダム、カランコエ、クラッスラの一部など、園芸店などでよく目にする種類は
夏型種な多いようです。比較的丈夫な種類が多いですが、日本の高温多湿の夏が苦手なものもあります。
【育て方】
春から秋まではよく日に当て、水をしっかり与えて育てます。低温期には生育を休止するので、
冬は水をきるか、ごく少なくします。
真夏は遮光して乾かしぎみに管理したほうがよいものもあります。
【水やり】
春 1週間に1回。よく日に当てる。
夏 晴天が続くときは3日に1回
暑さに弱い品種は1週間に1回。
雨に当てない。
秋 2週間に1回。よく日に当てる。
冬 1ヶ月に1回。用土が軽く湿る程度。
Point
「サボテンも、枯らせてしまった経験あるし、やっぱり植物育てるのに向いてないんだよね。」
と思う方がいるかも知れませんが、それは向いてないないのではなくて、サボテンの性質を知らなかっただけです。
年中、同じように水やりをしたり、逆にずっとやらなかったりすると、乾燥を好む夏型でも枯れます。
生育期には水をあげて、休眠期には水をきってあげることが大切です。
冬型種
【性質】
秋から冬、春にかけて成長し、夏には休眠するグループです。冬に雨の多い地中海沿岸地方や、
ヨーロッパの山地、南アフリカからナミビアにかけての高原などの冷涼な地域に自生する種類が多く、
日本の暑い夏が苦手です。
リトープスやコノフィツムの仲間などのように、透明な窓をもったもの、枯れたように見える植物体から、
新しい葉が出てくる(脱皮する)など、おもしろい性質をもった魅力的な種類が多いです。
【育て方】
夏越しが最大の問題で、夏の間の水やりが最大のポイントになります。
完全に水をきってしまうのもひとつの方法ですが、小型のものは乾燥しすぎると枯れてしまうものもあります。
風通しのよい日陰で、雨に当てないように、静かに休眠させましょう。
【水やり】
春 1週間に1回。よく日に当てる。
夏 水を与えないか、1ヶ月に1回霧吹き程度
雨に当てない。
秋 1週間に1回。よく日に当てる。
規定の倍率に薄めた液肥を1ヶ月に1回
与える
冬 1~3週間に1回。室内に取り込む。
春秋型種
【性質】
夏と冬には休眠し、春と秋の穏やかな気候のときだけ生育するグループです。
夏もそれほど高温にならない、熱帯や亜熱帯の高原が故郷のものがこの仲間になります。
夏の暑さで痛みやすいので、夏は休眠させたほうが安全です。
真夏は冬型種のように水をきって休眠させます。
【育て方】
生長のピークは春と秋になります。春と秋にしっかり成長させて、夏と冬は静かに休眠させましょう。
【水やり】
春 1週間に1回。よく日に当てる。
夏 水を与えないか、1ヶ月に1回土が軽く湿る
程度。雨に当てない。
秋 1~2週間に1回。よく日に当てる。
冬 1ヶ月に1回。土が軽く湿る程度。
寒さに弱いものは室内に。
まとめ
今回は、【簡単可愛い!魅力的な多肉植物の小さな寄せ植えを作る方法】をお伝えしました。
いかがでしたか?
季節ごとに性質が分かれているので、今日の天気や気温を人間と同じように、気にかけてあげることで、
多肉植物も元気に答えてくれます。
それぞれの性質と育て方を知り、理解した上で、可愛いくてオシャレな、多肉植物の寄せ植えを作る
きっかけにしてみて下さい。
多肉植物の小さな寄せ植えは、コツさえ掴めば、簡単に作れて、何といってもオシャレで可愛いことが魅力的です!
さっそくお店に出向いて、あなただけのお気に入りを見つけて、作ってみて下さい。
多肉植物の愛好家の方も多く、多肉の世界にどっぷりはまってみえる方がたくさんみえます。
『多肉女子』と言う言葉が生まれたのも、人気が高い理由ですね!
寄せ植えのアレンジ方法はまだまだ沢山ありますので、多肉仲間を見つけて参考になさるのも面白さのひとつだと思います。
この記事を読んで多肉植物に興味を持たれた方は、
も是非ご覧ください。きっと魅力的な多肉植物の奥深さに驚き、もっと興味を脇立たせてくれるはずです。
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